これからの時期は、順次越冬させる蜜蜂となるので重要です。
しかし、スズメバチの襲来、西洋蜜蜂の盗蜜、また日本蜜蜂も強群が弱小群の盗蜜する恐れがあるので、この対策も考慮します。
盗蜜は蜂蜜の匂いを嗅ぎつけて来るので、内検や給餌は夕方短時間で行うように努めます。
特に、西洋蜜蜂はいったん盗蜜を始めると、狙った日本蜜蜂の巣箱を徹底的に蜂蜜を奪い取る、この時激しい攻防の戦いが発生して死に蜂が多数生じます。
激しい攻撃で被害を受けた日本蜜蜂は、諦めて抵抗を止めるようになります。こうなると全滅か逃去となる。
同じ場所で混飼している場合の対策は、西洋蜜蜂の貯蜜状態を確認して、不足ならば先に西洋蜜蜂に充分給餌することが重要です。
給餌は、砂糖を使用するが、間違っても日本蜜蜂の蜂蜜を与えぬ様に留意。日本蜜蜂の蜜の匂いを覚えて、その巣箱を襲うようになります。
巣門付近で、西洋蜜蜂の姿を見かけたら、直ぐに巣門を狭める。
これでも対応できない場合は、2㎞以上離れた場所に巣箱を移動させる、この時、中に少々の西洋蜜蜂が残っていても問題ありません、巣箱内で匂いが混ざって慣れて、その群れの一員として一緒に行動するようになります。
しかし、西洋蜜蜂と日本蜜蜂とは、混飼は避ける方が賢明です。
私は、まれに盗蜜が発生した時もあるが、問題なく飼育しています。
尚、盗蜜は、西洋蜜蜂の弱い群れを襲う場合もあるので、蜂群れは常に強群で維持するように努めましょう!
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