貯蜜が全く無くなってから給餌を行うのは、下手なやり方です。
まだ貯蜜があるうちに先手々と、手遅れにならないように給餌をするのが、蜜蜂にとっても好ましく、また給餌量も少なくてすみます。
給餌の材料は砂糖が一番無難です。
ザラメ糖が好ましいが、上白糖でも良いです。
しかし、蜜蜂にとっては、巣房まで運んでから処置をしなければ成らないので、体力的にも相当負担がかかります。
また、給餌器内で溺れて犠牲になる蜂も現れます。
給餌を行う時期は、普通は外に花が咲いていない蜜源の涸渇期だから、蜜蜂は甘味の匂いに敏感になっています。
複数の群れを飼育している場合は、盗蜜防止に留意する必要がある。
注意事項
★強群から先に給餌して、順番に弱い群れの巣箱に行います。
★夕刻から始めて、夜間に蜂に吸収させるようにします。
★巣箱外へ匂いの発散を極力抑える。
★餌を地上に溢した時は、必ず水で流し匂いを消すか、土などを覆い盗蜜の誘発を防止する。
給餌器は框型給餌器(木製が好ましい)で行うのが一般的ですが、巣門から行う方法もあります。
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