その前に、蜜蝋の用途…何度か過去記事に書いているが改めて・・・・・!
蜜蜂達が蜂蜜(元は花蜜等)を原料として蜜蜂の腹にある蝋線から分泌して作る巣の一部です。
用途として
ローソク・石鹸・ワックス・化粧品・・等々の材料として利用出来ます。
尚、食べても害にはならない。
今回の採取方法
1、鍋に水を入れコンロで熱します、これに巣等を入れて溶けるまでかき混ぜる。
この時、不純物を目の細い網ですくって取り除く場合もあります。
2、溶けてきたならば、網などで濾して(不純物の除去)水をいれた容器に移す。
網袋に入れて(巣屑)を搾って行う方法もあります。この場合水を入れた容器に落とせば
直ぐに固まるのが蜜蝋です。
3、濾して入れた容器の上に浮いてくるのが蜜蝋です。(冷えると固まる)
(この作業を繰り返せば、不純物の少ない純粋な蜜蝋が出来ます)

蜜蝋を容器から取り出せば、この様になる。
綺麗な色でしょう、材料となる巣で色が違ってきます。この黄色は蜜蓋(採蜜時に切り落とす)が混在しているのでこの様な色になりました。

もう一方の茶色ぎみの蜜蝋は、日本蜜蜂の巣から採取したものです。

この後、再度溶かして希望の容器(形作り)に流し込めば・・・蜜蝋の完成です。
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