毎年の事ですが、今年もまた瓢箪を収穫しました。
完熟していない物もあるようだが、蔓が枯れ始めたので全て採りました。
しかし、土作りが充分でなかったので作柄は今一です。
これが採取した瓢箪です、鶴首瓢箪が多い。

早速、中身抜きの準備、・・・穴開けです。
これには電気ドリルを使います。穴の径は瓢箪の太さに合わせた寸法にします。
あまり小さいと種出しに苦労します。

穴を開けた瓢箪を水に漬けます、中身を腐らせることで中の柔組織と種を取り出す、腐ると上下に振ると簡単にドドドロ状で出すことが出来ます。
この時、問題が生じます、腐った瓢箪から発生する悪臭があることです。
田舎ならば問題がないが、住宅地では匂いの拡散防止に配慮が必要となる。期間は温度によって違うが1~3週間程度。
また、短期間で中身を溶かす事が出来る製品も販売されています。悪臭がほとんど出ないので風呂場などでも作業が可能です。
尚、大きな瓢箪等で水に漬けることが出来ない場合は、穴を開けて暖かい場所に置き、中身を腐らせて出してから、水に漬けます。
また、穴を開けずに蔓を付けたまま腐らして取り出す方法もあります。

水に漬けると、瓢箪が浮いてくるので錘が必要です。右が錘で沈めた状態です。
中身が完全に抜けた後、清水に付けて灰汁だしを行い・・・乾燥・・・加工・・の順になります。
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