この予防対策とし次の3条件を充たしておけば、まず発生しません。
1、群れを強群れで維持する。
2、貯蜜を充分に持たせる。
3、巣箱を日陰の涼しい場所に置く。
上記の条件を満たしていない蜂群れに、逃去の前兆が現れたら如何するか・・・?
a)蛆の多い蜂児枠貯蜜枠を与えるか、給餌をする。
b)蜂王の羽を切っておくか、または自動分蜂器(雄蜂駆殺器)を巣門に設置する。
c)葦等で日陰を設け、巣箱を直射日光から守って、涼しくする。
以上ですが、蜜切れ状態の蜂群れにいきなり給餌すると、かえって勢いづいて逃去することが少なくない。
この場合は、無蓋蜂児の巣脾を与えて逃去予防の対策実施してから給餌します。
注意すべきは、給餌(砂糖液の濃さ)の濃度に留意することです。
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