風呂に入って、ん・・??
浴槽に柚子が6個浮かんでいる、あっそうだ、冬至だと気が付きました。我が母が欠かさず行っている毎年恒例の行事です。
これは、古くから日本全国で行っている習慣のようです。
冬至の日には、ゆず湯に入り、カボチャを食べて無病息災を祈る行事を各家庭で実施している。
なぜ冬至にユズ湯?
これは、理にかなっています。ゆず湯に入ると血行促進に好ましい作用が働き、また風邪の予防にもなると言い伝えられています。
更に、心身代謝も活発になり疲れも取れ、冷え症やリュウマチ、腰痛、神経痛等を和らげる効果も望めます。
ユズ湯にするには、柚子を丸ごと浮かべても良し、半分に切って入れても好い、袋に入れて搾って入れる方法があります。
もう一つ、カボチャを食べる習慣、
現在は、冬でも充分に野菜が流通していますが、昔は冬の時期は野菜が少なく、保存できる野菜も少なかったので、夏野菜のカボチャは、保存が容易で保存中の栄養素も損失が少なかったので、冬至の時期の貴重な栄養を摂ることが出来た。
南瓜(カボチャ)の成分は、カロチンを多く含んでいる、これは体内でビタミンAに変わり、肌や粘膜を丈夫にして、感染症などに対する抵抗力が高くなります。
この冬至にゆず湯の習慣は、銭湯が出来た以降のことのようです。一つの説によると、冬至と湯治(とうじ)のごろ合わせ、そしてユズに掛けて融通が利くとゆう、願いが込めれれているといわれています。
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