蜜蝋(ビーズワックス)は、解り易く言うと蜜蜂の巣の材料です、この為、蜜蜂が巣作りする季節により色が変わります。
採取してくる花蜜や花粉が違うことが影響しています。
夏の気温が高い時期ならば、太陽熱を利用して手軽に採れるのですが、晩秋のこの時期は気温があまり高くないので困難です。
容器に水をいれこの中に巣屑を、次々と入れます。勿論ガスで加熱しながら行います。
巣は形が崩れて蜜蝋が出てきます。
これを網(袋)に入れて圧を加えて搾ります。(蜜蝋が湯に溶けた状態)
これを冷ませば、下に水うえに蜜蝋の層が分離して固まる。祖蜜蝋の出来上がり・・・!
尚、かき混ぜなが冷やすと。空気を含んで若干柔らかい仕上がりになります。
(祖蜜蝋の作成時には、この作業は省略)
1回の工程では、小さなゴミなどが混ざっているので、数回繰り返して不純物を除去します。
巣屑を入れている状態。

右の黄色く見える物が、冷えて固まった蜜蝋です。

蜜蝋の保存、
時間的経過で、色が変わることはあるが、基本的に品質が劣化することはありませんが、密閉した容器で保管しておかないと、スムシの食害を受けます。
長期間保存の場合いは、冷蔵保存か密閉容器で保存することが大切です!
あっそれとスズメバチはうちにもまだやってきてます。特にキイロスズメバチは多いです。ちなみに最盛期よりむしろすばしっこいような気さえします、先日も叩こうとして失敗したら威嚇してきました、最盛期には捕食に一生懸命でまずこちらに向かってくることはなかったんですが。
巣屑は和蜂(西洋蜂)です。貯蜜は蜜蜂に掃除させているので残っていません。
簡単な掃除法(巣箱に巣枠が入る空きがある場合は、分割板の外側に入れる。また屋外に巣脾枠を置いていれば蜜蜂が寄ってきて蜜を採ってくれます)
蜜蝋を採る巣は、蜜蓋や無駄巣などですが、私は飼育失敗があったので巣脾も壊して利用しました。
キイロスズメバチは、動きが俊敏なので、慣れないと叩き落すのは難しいよ!
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)