今年越夏結果(西洋蜜蜂)に、大きな誤算が生じてしまいました。これも一つの要因ですが、他に忙しい時期でもあったから、記事を更新する意欲が失せていました、
だが、これではいけないと、思い直し、気持ちを新たにしてブログに向かいます。
失敗の記事は、蜜蜂を飼育している人にとって、参考になるのだろうと考えが変わりました!
今年の流蜜期に、蜂群(巣箱)が多く、貯蜜が増えない結果となり、蜜源となる植物不足が明らかになったので、巣箱を整理(飼育群れを少なくする1/3程度に)する予定です・・・と以前の記事に書きました。
これを、実行すべく越夏対策を手抜きして自然淘汰で減るだろうという状態で、推移させていましたが、想像以上に蜜蜂の減少が進行し、これではダメだと、7月下旬に気付き、手当(給餌等)を行いましたが、時すでに遅く、手遅れになっていたようです。
尚、この時点では、継箱をあげている巣箱で蜂数もかなりの数なので、少しは楽観していました。
しかし、8月下旬~9月になっても回復出来ず、合同させるにも心細い群れとなったので、思い切って全群の処分を実施!(自然巣飼育で何年も、経過していた巣群れもダメになったので、何か病気があるといけないので、決心しました)
このようなことは、飼育の開始から、今まで無かったことです!
最大の要因は、自然淘汰で優秀な群れは残るだろうと、安易な考えを持っていたことです。
考えられる原因は、梅雨も早く明けて酷暑の時期となり産卵が止まった為、長い夏蜜蜂が越せなく秋の産卵時期までに、蜜蜂の寿命が尽きたことが考えられる。
予防対策として、梅雨末期に給餌して産卵を促していればこうゆう事態にならなかった気がします。
他には、病気(症状は何も見当たらないが)ダニの影響などが、考えられます!
新たに、また開始します、今後もよろしく、お願い致します!
尚、日本蜜蜂(7群)は、なんら異常なく、健全な群れで推移しています。
9月上旬の、スズメバチ対策をしている状況です。


自然巣(日本蜜蜂用巣箱)で飼育していた全滅の痕です。これは、木陰に置いていたので越夏は大丈夫と楽観していた群れでした。

巣脾枠を乾燥している状態です(保管が大変だ~)
右、スムシの被害を受けた巣脾を取り除いた巣枠です・・・多く発生(この片付けも大変)


やっと、ダニもいなくなり増したが、秋の産卵で、冬越し出きるだけの蜂数に、どこまで回復できるかが問題です。
二箱のうち一つはチョーク病が発生し、檜の葉を入れて、何とか下火になりかけました。
今年で3年目ですが、いろいろあるものですね~
ちなみに僕の群はとりあえず6枚群から巣礎を2枚盛って8枚になり順調に産卵育児も進んでいます。この間3週間で給餌3回と代用花粉を300gほど与えました。
順調かな?とは思うのですが、ちょっと心配なのが8枚のうち給餌器に近い方から1枚目と2枚目の間に巣礎枠をいれ貯蜜がはじまると同じように1枚目と2枚目の間に巣礎枠を入れたのですが、給餌器に一番近い前からある巣脾枠に貯蜜が少なく新しくいれた方に多く貯蜜しています。
ちなみに給餌器から一番遠い巣脾枠は貯蜜たっぷりです、産卵圏は給餌器から2番目に遠い巣脾枠から3,4,5番目までの4枚です。
よく書物などには両側の巣脾枠が一番貯蜜があるように書かれていますが問題ないんでしょうか?それとも一番貯蜜がある枠を外側に入れ替えたほうがいいんでしょうか?
早速変な質問ですみません。
6月から9月は、ダニが少なくなる時期ですが、被害が生じたようですね、
尚、ダニと言えば、ミツバチヘギイダニとなりますが、このダニの1/10程の大きさのミツバチダニもいます(日本では、発生が少ないようですが)このダニは蜜蜂の体内入り込むの厄介です!
チョーク病、これは怖い病気っですが、檜で回復して好かったですね。
私も、経験あるが簡単に治せました(記事にしています)
管理は、手遅れにならないように、頑張りましょう(私も・・・)
keiさん
コメント、ありがとう、
そうです、西洋蜜蜂は非常にデリケートです。人間の世話がなければ生きていけない程、群勢が変動します。
この時期に巣を盛らすことは、普通は行いませんが、巣脾枠が無いのならば致し方ないかな~!
春から初夏頃は、育児圏(巣枠)から離れて外側に貯密を行うが、これから寒くなる季節なので、中央寄りに貯めるようになります。
給餌は、弊害もあるので留意してください・・・尚、秋の給餌は夏より濃いめにしてください、砂糖1:水(湯)0.8程が好いでしょう!
そして、この時期は蜂が密集させるようにすることも大切です。(育児巣脾枠は、中央にするのが良い結果が得られます)
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