例年ならば、分蜂は発生している時期なんだが、何故か遅い。
2月に寒い日が続いたので、この影響があるのだろう?
分蜂とは、群れが二つに分かれる状態を言います。
新女王生まれば、旧女王が約半分の蜜蜂と伴に新天地を求めて巣(巣箱)から飛び出します。
第一分蜂・・・第二・・第三と続く場合がある。
この分蜂の群れは、近くの木などに一旦集合するので、この習性を利用して、人工的に群がる場所を提供して捕獲することも可能です。風のない晴れた日の10時頃に発生することが多い。
1)古い竹を束ねて、巣の近くの木に縛り付けます(直射日光が当らない場所)蜜蝋を塗れば更に効果が増します。
2)40cm程度の板に蜜蝋を塗り、上記のようにする方法もあります。(古い板が望ましい)
3)東洋蘭の一種の金稜辺が、日本蜜蜂を誘引するので、これを置く方法も好い結果が望めます。
4)古くから行われている待箱を置く方法(蜜蜂が入るのを待つ)
直射日光が当らない木の下などに巣箱を置いて、中に蜜蝋を塗ったり、黒砂糖・焼酎を混ぜた物を塗ったりします。誘引を促す方法として様々な方法があるようです。
何れも、偵察蜜蜂に住処として気に入ってもらい、群れを引き連れて来てもらえれば成功です。
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