雪が降って埋れても、どんなに寒くても巣の中では春や夏の季節と同じように集団生活を営んでいます。
周囲の生活環境により、産卵育児、採蜜の活動を一時停止しているだけです。
このような生活をしている状態を・・・蜜蜂の越冬と呼んでいます。
蜂群を越冬状態に入ることを余儀なくしているのは、第一に気温の低下です。
しかし、同じ気温でもビワや梅が咲いている土地では、盛んに産卵育児、採蜜が行われます。花のない土地では完全に越冬状態です。
このようなことからも、蜜源が皆無であることも、気温の低下と並び
、蜜蜂を越冬状態に入らせる有力な要因なのでしょう!
さて、越冬状態の蜜蜂は・・・!
気温が低下してくると、巣内の蜜蜂はしっかりと蜂球を作って温度の保持をします。
蜂球とは:蜜蜂が保温のために球状に固めることをいいます!
この蜂球は、気温が下がるほど、表面積を少なくする為に、小さくなります!
蜂球の特徴として、普通、位置は巣脾の前の方に形作られます。
貯蜜房の下端の空巣房の上に蜂球が作られます。
また、越冬群れは。まだ育児されてない巣脾を嫌う傾向があります。少なくても径15~20㎝程度の空巣房ないと、この巣脾に蜂球を作ることは稀です!
蜂球に居る蜜蜂一匹一匹は、屋根瓦を並べたように自分の頭が直ぐ上の蜂の腹の下になり、直ぐ下の蜂の頭が自分の腹の下になるように重なり合い、蜂球の表面に位置する蜂は、頭を内側に向けて極度に密集して、防寒壁を形作ります!
そして、この防寒壁の内側の働き蜂は、羽を震わせたり尻をふったり活発に身体を動かして熱を発散し蜂球温を維持します。
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おなかは、すかないんでしょうか?
その為に、暖かい季節に蜜を貯めるのです!
普通の群れで、70~80g/1日当り、消費します!
今朝の最低気温7度、、
でも、まだ卵を産んでました。
巣枠に新聞紙を巻いて、防寒・・、良いアイデアですね!
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