その蜜源植物の花蜜とは、どんな物でしょう?
花蜜とは、植物が蜜腺(蜜槽)から分泌した液体のことで、蜂蜜の元になるものです!
花蜜の成分は大部分が、水と糖分です。
その他に、花粉や若干のビタミン・燐酸・カリウム・マンガン・カルシウム等のミネラルやタンパク質も含まれています!
糖分のうち最も多いのは蔗糖ですが、ブドウ糖や果糖のような単糖類も若干含まれてることは注目に値するといわれています!
花蜜の濃度(糖分の含有量)も花によって、バラバラです、
一般に、蜜蜂は二つに違った蜜源植物が、同時に咲く時は、濃度の高い方を選ぶ傾向があります。
その為、濃度の低い植物は、結実率が悪い傾向となるようです!
このような関係から、蜜源植物のあいだでも、ミツバチとの関係において、一種の生存競争がある訳です。
花蜜の分泌量も、花によってまちまちで、ユリノキ(チューリップ・ツリー)のように、一つの花で蜜嚢がいっぱいになるのは例外で、普通は最低50から最高1000個位の花を訪れなければ蜜嚢はいっぱいにならないと言われています。
ボイラー(ドイツの学者)の測定によれば、一花当りの花蜜の分泌量は、最低のヤナギランの0.02mg、最高がクロイチゴの7.6mgだったそうです、最低と最高では、300倍以上の差がある。
上記のことから養蜂始める場合は、蜜源植物の分布調査が必要なことがわかると思います、
しかし、趣味の養蜂では、都会でも飼育出来るので、難しく考えることは不要でしょう!
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