昨年までは、重箱式(3段・4段・5段)と縦長の箱だけの飼育できたが、
今年は、巣枠式に挑戦です。
丸太の巣箱(丸胴)は、作っていないがいずれ挑戦する予定です。
この巣箱は、ミツバチにとっては最も自然の状態なのだが、重くて移動や内検が重労働となるります。
この写真は、横型の巣枠式です、
巣箱は西洋蜜蜂の輸送箱(7枚用)を利用しています。これならば西洋蜜蜂の巣枠を使えるので、特に問題はありませんが、巣脾は西洋蜜蜂で使用したものは巣房が少し大きいので、蜜蜂にとっては違和感があるかもしれませんが、特別な支障もなく受け入れて、現在は正常な育児を行っています。
もちろんスムシ対策として、巣箱の底板は外して受け台に乗せています。
下の台は地面に直接設置して、巣箱の下部との境には網を取り付けています。小さな巣屑は落ちる程度の網目です(この部分の詳細写真は、近日報告します)

縦型の巣枠式巣箱です。
西洋蜜蜂の巣枠を縦にした寸法に作っています。底板は引き出して掃除できる構造です。

この巣箱に入れる給餌器です。深くなると蜂の負担が増すので2段にしています。


西洋蜜蜂の巣脾枠管理、スムシの食害、カビ防止等の為、取り出して乾燥しました。

☆・・・縦型、横巣箱、丸胴等の巣箱の構造や寸法など、解り易く書いています。
日本ミツバチの飼育するには、一冊は欲しい本です。
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今年は、1群で再スタートしたので、採蜜を犠牲にして、群れを増やすことにしました。
この時期は、ミカン等花が咲いているので好都合です。
本来、女王蜂を含んだ巣脾枠(育児枠)2枚程新しい巣箱に移し、これに巣脾枠1~2枚追加して、分割群れとするのですが、何度見ても女王蜂が見当たらなかったので、非常手段として、王台付きの巣脾枠で、分割群れとしました。
この方法は、一度巣箱から出た蜜蜂は、元巣箱に戻るので分割した巣脾から新蜂が誕生して、外役蜂となるまでの間心配です。
また、新女王蜂も巧く誕生し、交尾を終えて産卵するまで安心出来ません。
本巣箱は、分蜂熱を促すために密集させていた結果・・・簡単に蓋が開けれない渋滞になっていましたが、予定とおり王台は作っていた。
蓋が開かれない原因は、このムダ巣です。蓋と巣枠の間にムダ巣で繋がっているいる状態となっていました。

左が分割群れです。
分割して、今日で5日目・・・3日目までは殆ど出入りの蜂は見られなかったが、4日目に時騒ぎがあり、この後30匹/分程度出入りが見られた、
第1段階は乗り越えたようです。・・正常な活動の群れとなったので、一安心です。

巣箱の周囲に作っている構造物は、夏の暑さ予防対策用です。
巣箱の置場は、落葉樹の下で日陰になる場所が理想ですが。畑に置いているので、日除けを作ります。
★・・・この本にも、分蜂のことが書かれています・・・☆
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中国南部が原産の東洋ランの一種です。葉の姿は小型のシンピジュウムと似ています。
花だけでなく葉柄も楽しむことが出来る育てやすい蘭です。
しかし、一般の花屋の店頭で見かけることは、殆ど無いようですね!
東洋ランの性質(基本)
1、直射日光は好まないが、柔らかい朝日は好いです。
2、寒さに比較的強い。
3、過肥及び濃肥料は禁止します。
4、風通しのよう環境を好み、蒸れる場所は不適当。
5、水は充分にやり、乾かして育てる。
金綾辺またの名を日本ミツバチ誘引花、日本ミツバチは集まるが不思議なことに西洋蜜蜂は興味が無いようです。
また、人間もこの花の匂いは感じることが出来ません、日本ミツバチの女王蜂が発するフェロモンと同じような物質が発散されているのかもしれない?
これが、今日日本ミツバチの分蜂群が集まった状態です、これならば収容し易い!

金綾辺の置場(一部寒蘭の鉢もあります)です、中央部付近の鉢に集結している。

1回目の収容・・・網に入れている蜜蜂の中に蜂王を取り込んでいるならば、残った蜂もこの網に集まります。

収容後に、再度花に群がった蜜蜂です。花に集まっていたことがよく解るでしょう。

☆・・・参考になる本の内容です。・・・★
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