花粉・花蜜 | 自然の恵(趣味の養蜂)蜜蜂飼育、花、不思議謎?地域情報
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養蜂(蜜蜂飼育)の方法等が、このブログの記事をを見れば充分に理解出来るように努力中です。 また、時々息抜き記事(地域情報等)も掲載しています!・・・慌てずに見て・・ネ!

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養蜂は、蜜源となる植物(花)がないと成立ちません。
植物はどういう条件のもとで流蜜(花蜜を分泌)するのでしょう?簡単な問題ではないようですが・・・!


植物は、普通、空気中から取った炭酸ガスと、根から吸い上げた水分で澱粉を作ります。
この時、大きな働きをするのが日光と葉緑素で、このように太陽光線のエネルギーによって澱粉が作られるのを光合成といいます。

この澱粉は、夜になるとブドウ糖の形で葉緑体から.他の部分運ばれて、消費されたり蓄積されたりします。
この糖分が花の蜜腺から分泌された物が、蜜蜂が集める花蜜(蜂蜜の原料となる)です。

この為、日光が乏しければ、当然、流蜜は細く(少なく)なります。
野外の花も雨曇天が続けば、流蜜は殆ど望めません!同じ蜜源植物でも日当たりの良い場所と悪い場所では当然差が出てきます。
日当たりの良い場所の花には、蜜蜂はよく訪花しますが、日陰の花にはあまり通いません。


流蜜の大小には、気温や土質もも関係しますが、・・・これは、次の機会に記事にします!


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養蜂には、欠かせない蜜源植物です!
我が国は、蜜源となる花が咲く時期に雨が多いので、養蜂上不利益なこともあります、
この為、採蜜量が年によって天候に左右され大きく変動することがあります。

植物は、花蜜の分泌量に大きな差異があります。
調査例です・・・(中野氏著書のデーターより)少し古いが、植物なので状態は変化していないでしょう!

1、温州みかん 
15年生一樹の花数が平均5500個で、一花の分泌量が平均41立方㍉である。
2、ナタネ(アブラナ)
 一株開花数は6400個で、分泌量2400mg、これを10a(約1000㎡)当り換算すると7200gとなる。
3、レンゲ 
一株平均、小花300~500個で、3.3㎡(一坪)当りだと26000個一花1日の分泌量0.1mgです。
4、ソバ 
一株平均276花、一花分泌量0.05~0.12mgとなる。
5、ヤブガラシ 
1㎡(1.0m×1.0m)当り、花数11000個、一花分泌量0.1mgです。

蜜蜂は、花粉濃度や分泌時間を嗅ぎ分ける能力があるので、訪花する場合は、その花は分泌しています!

訪花の適温は20~30℃で、10℃程度の時は飛ぶ距離が短くなる。
また、風速10m以上の強風は訪花が阻止されます!

植物は、日中の気温が高く、夜間が冷たく気温差の大きい場合、あるいは異常高温の際に良く分泌するといわれています。
 

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蜜蜂が、花から集めてきた花蜜が行き成り蜂蜜になるのではありません、

花蜜が蜂蜜になるには二つの物理的変化が必要です、
その1:薄い花蜜の水分を蒸発させる物理的な変化の必要がある、
その2:花蜜の主成分の蔗糖が転化酵素によってブドウ糖と果糖という単糖類に転化する科学的な変化です、


科学的な変化は、花蜜を蜜嚢に吸い込んだ時点から始まり、内勤蜂によって転化が完成されます、
水分の蒸発は、口移しで外勤蜂から受け取った内勤蜂の口器操作及び巣房に貯蔵して水分を蒸発させます、
口器操作とは:花蜜を口器で薄い膜状に引き延ばして、巣箱内の高い温度に当てて水分を発散させること、10~20分間続ける、
この操作の間に多量の転化酵素が加えられ、ブドウ糖と果糖へ転化が促進されます、

そして、働き蜂達は、こうしてある程度濃度が高くなった不塾蜜を、小さな水滴状に分割したり、また、薄く膜状に引き伸ばして巣房に喰っつけ、空気と触れる面積を大きくし、水分の発散が促進しやすくしてから、さらに促進する為、羽で盛んに扇風を行います、
このように盛んに行われた翌朝は、巣門付近が水滴で濡れている時があります、
この作業で、一定の濃度に達したならば、再び集められて巣房に本格的に貯蔵します、

このようにして、蓄えられた蜜は、普通3日間で標準濃度(80%程度)になり、純粋の蜜蝋で蓋をします、・・・【完熟蜂蜜の出来上がり】

濃度の高い蜂蜜を採取するには、

1、大流蜜期でも3日以上は間隔を空けること、
2、採蜜は、その日の花蜜が運び込まれる前,即ち早朝に行う
3、蜂群は強勢に保つこと、
この3点が最低の条件です、(蜂の飼育の基本は、強群で管理です)

難しい内容ですが、少しは蜂蜜を作る大変さが解って頂けたでしょうか? 
ハチミツは価格が少し高くてもそれだけの価値があります!


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蜜蜂の食べ物は、ハチミツと並んで花粉も大切な食料です、花粉は、重要なタンパク源です,これなくして育児は成立しないでしょう、蜂は、欠乏期に備え採蜜と花粉の収集を一生懸命で働いています、花粉は、冬の季節も冬眠はしていないので、少しずつ食べています、

時期によって、花粉が不足する場合は、砂糖液と花粉をよく練って柔らかい団子状にして、巣脾枠の上桟に餌として置いて食べさます。
この時、乾燥すれば硬くなるので一度にあまり多く与えぬようにする、また、乾燥を防ぐ為に、上面を厚いビニール等で覆って乾燥を防ぐと良いです!


エッ・・?、砂糖と混ぜる花粉は如何するの?・・だって!ごもっとも、では、花粉の採取方法を次に述べます!

花粉の採取方法

人間の手で、咲いてる花を一つずつから集めるのは困難だから、蜜蜂が集めて来たのを、横取りします・・・(蜜蜂は、可哀そうだけど) 巣箱から蜜蜂が出入りする巣門に、写真のような花粉採取器を設置して採取します、
左:裏側です、巣箱の方です
右:前側です、下にステンレス製の引き出しが付いています、これに花粉を集めます(落ちて来るのを受ける)

花粉採取器 花粉採取器

採取器器の中は、こんな構造です、
花粉採取器  花粉採取器アップ

透明な、プラスチックの穴(Φ5mm程度)の開いた板が2枚・・・、足に、花粉を付けて巣に帰った蜜蜂は、ここを通過しないと巣に入れない、仕方なく穴を通ると、足に付けている花粉がそぎ落とされる・・、この花粉が、引出となっている箱の中に溜ります、

これを、人間が頂きます、尚、1㎏近く採取すれば他の群に交換するようにします、これは、花粉を横取りされている群れは、花粉不足になり、集密活動が落ちて花粉活動が盛んになるので・・・一群だけに負担をかけないようにする、
また、花粉採取器を取り付けて花粉採取するのは、花の多く咲いている時期に行うようにします、(晴天・高温で多湿の時が開花が一番盛んで花粉も多いです)

採れた花粉は、毎日採取器から取ります、そのままでは、蜂が丸めた花粉団子なので、乾燥させるために、すり鉢等ですり潰して細かくして、薄く広げて乾燥させます、乾いたら容器に入れ密封して、冷蔵庫で保存すれば、成分の消失を防ぐ事が出来ます!花粉は、蜜蜂に与えるだけでなく、人間の食用にもなります!

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蜜蜂にとって、花粉は唯一のタンパク源です、

蜂蜜は、炭水化物でタンパク質は殆ど含まれていないので、花粉は欠かすことが出来ない、重要な栄養源なのです、

蛆が孵化してから4日目頃から花粉と蜂蜜を練り合わせた物が与えられます、
花粉が無ければ、産卵も育児も進行しない、
一匹の蛆が蛹になって出房するまでには、0.1gの花粉が必要だと言われています、(働き蜂の一匹が0.1gの体重です)
生まれたての若蜂は、盛んに食べます、また育児蜂だけでなく、成蜂も花粉を食べます、


初秋から晩秋にかけての花粉は、越冬成績に重大な影響を及ぼすといわれています、越冬に入る前に花粉を多く食べて、長期の寒さに耐える体力をつくる訳です。

花粉を、巣房に蓄える際、採集してきた花粉を顎で噛み砕き巣房に入れ、若干の唾液腺の分泌物と蜂蜜を加えて、貯蔵します、こうすると変質しなくなるといわれています。

この状態の花粉を・・『蜂パン』と呼びます!

花は、花蜜を出して昆虫を誘引し、その昆虫に花粉を付けて貰い、受粉の手助けをしてもらう、・・・自然は旨く出来ていますね!


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